仏様にローソクをあげますが、その意味はなんでしょう

2014年03月24日

お寺参りに行きますと、本堂へあがって本尊様に合掌して一礼します。


本尊様の前の机には、一対のローソクがたっています。このローソク


というのは、光を捧げるということなのです。私たちが真っ暗な闇の中


にいる時、そこに何があるのか全くわかりません。進めば穴に落ちる


かもしれず、つまずいてころぶかもしれません。そういう闇を照らして


どこにどういう物があるかをはっきり見て、正しく歩いて行くことができ


るようにしてくれるものが「光」なのです。


ですから、ローソクの火は、仏様の智慧を象徴しています。


仏様の智慧を私たちも授かって、自分の欲のための暗がりを照らして


ありのままの真実の姿を見据えてゆく、これが、お灯明をあげる意味です。



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