四十九日の法事には、特別に四十九個のお餅をお供えします

2014年06月14日

今日、四十九日の法事がありました。四十九日の法事には、お餅を四十九個


お供えし、お経が終わって食事の時に大きなお餅を人数分に切って、みんなで


一切れずつ召し上がります。今日、食事の時に四十九のお餅のいわれを聞か


れました。


ひとつの説ですが、古来インドでは、火葬と収骨そして供餅の三儀式があり、


特に供餅は、亡き人を祖先の位に到達せしむる儀式だと言われています。


四十九日の法事には、その数だけのお餅を供え、読経、回向のあと、お供え


したお餅を来客に振る舞います。その時、家族は箸でお餅をはさんで配り、


来客も自分のはしではさんで受け取り、用意された塩をつけて食する風習が


あり、それが現在、四十九日の儀式のひとつになっています。


最近、業者が四十九餅をおまんじゅうにとかえることをすすめる、ということを


聞きます。昔からの風習をこちらの都合でかえてはいけませんね。



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