南無阿弥陀仏の南無ってなあに

2014年09月08日

仏壇やお寺で拝むときによく使われる言葉に、「南無阿弥陀仏」があります。


おとしよりの方が「なむあみだぶ」といいます。この南無という言葉は、もと


もとインドの言葉で、「ナーム」という言葉を中国のお坊さんがインドに渡って


仏教を勉強したとき、漢字で「南無」とあてたと言われています。


この「ナーム」という言葉の意味は、すべてをおまかせするということです。


または、帰依しますと訳されます。


ですから、「南無阿弥陀仏」は、阿弥陀仏に自分のすべてをおまかせします


という意味です。


あるいは、「南無妙法蓮華経」とよくお唱えします。この場合は、「妙法蓮華経」


にすべておまかせしますということです。


鎌倉時代末期の法然上人は、文字の読めないお百姓さんや、大衆に一心に


「なむあみだぶ」と繰り返し繰り返し唱えれば、極楽往生できると説きました。


すべてを阿弥陀さんにおまかせすることができれば、往生間違いなしと。


自我をなくす近道として、わかりやすく説かれたのでしょう。



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