誰でも生きている以上、いつかは死ななければいけないのだが。

zento

2023年05月26日 20:56




親のいうことを子供は聞きたがらないもの。


親はいつまでも生きていると思い、何も


今日聞かなくても、またいつか聞けると


思っている。


自分も誰でも、いつまでも生きていられる


と思っている。


が、親を失い、夫を失い、妻を失い、子を


失いと、大切な人を失うことの悲しみを


通して、ようやく気づく。今しかない、


明日はないんだという、待ったなしの命の


姿に直面して、始めて目が醒める。


死は、「気づけよ。アンテナをたてよ。」


とお諭しくださる仏の、やむにやまれぬ


慈悲の方便のお姿なのだという。




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