誰でも生きている以上、いつかは死ななければいけないのだが。

2023年05月26日

睡蓮


親のいうことを子供は聞きたがらないもの。


親はいつまでも生きていると思い、何も


今日聞かなくても、またいつか聞けると


思っている。


自分も誰でも、いつまでも生きていられる


と思っている。


が、親を失い、夫を失い、妻を失い、子を


失いと、大切な人を失うことの悲しみを


通して、ようやく気づく。今しかない、


明日はないんだという、待ったなしの命の


姿に直面して、始めて目が醒める。


死は、「気づけよ。アンテナをたてよ。」


とお諭しくださる仏の、やむにやまれぬ


慈悲の方便のお姿なのだという。






同じカテゴリー(■日々好日)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
誰でも生きている以上、いつかは死ななければいけないのだが。
    コメント(0)