カタカナのトの字に一の置きようで

2013年05月14日

昔の人の言葉に「カタカナのトの字に 一の置きようで  上になったり 下になったり」



という言葉があります。



カタカナのトの字に一を下の方に置くと上等の上の字になります。反対にトの字に一を



上の方に置くと下等になります。




一の字は、心の置き場所です。自分の心を下に置くとは、オレが、オレがの自我をなく



した状態で心を無にした状態です。自我をなくしているから、人の心を何でも受け入れ



られます。他人の喜びも悲しみも受け入れられます。人から頼りにされ、信頼され、みんな



が集まってきます。



「吸い取り紙  同じ紙でも  汚れ役」  



自分を下に置くから吸い取り紙のように、他人のために奉仕ができるのです。



昔の人はいいことを教えて下さいます。



「下がるほど  人は見上げる  藤の花」




「実るほど  頭(こうべ)を下げる  稲穂かな」


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