霧の中を行けば、覚えず衣湿る

2014年10月23日

曹洞宗の開祖、道元禅師は「霧の中を行けば、覚えず衣湿る」という一言を残されて


います。


霧の中を歩いていると、濡れるともなく、濡れぬともなく、知らず知らずのうちに、衣服が


湿ってしまい重くなっていきます。人生もまた、それと同じだということです。


日頃どんなことをしているか、どんなことに日頃触れているか、日頃どんな人と付き合っ


ているか。それがいつしか、その人の身にしみついてしまうのです。


美しいもの、清らかなことに触れていると、だんだん自分もほんの少しずつですが、心


豊になっていきます。逆もまたしかりです。心していきましょう。


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