坂村真民さんの詩を紹介します。
2017年08月18日

先日泊まった東京のホテルの一角にこの道がありました。
坂村真民さんの詩に「一本の道を」という詩があります。
木や草と人間と どこがちがうだろうか
みんな同じなのだ
いっしょうけんめいに
生きようとしているのをみると
ときには彼らが 人間よりも偉いとさえ思われる
かれらはときがくれば
花を咲かせ 実をみのらせ
じぶんを完成させる
それにくらべて人間は
何一つしないで終わるものもいる
木に学べ 草に習えと
わたしはじぶんに言いきかせ
今日も一本の道を歩いて行く