グランシップについて

2013年03月31日

今朝の中日新聞に、グランシップ利用者に偏りという記事が1面に


掲載されています。2012年度の利用者の3人に2人が静岡市在住者だったと。


グランシップの正式名称は、静岡県コンベンションアーツセンターといいます。運営する


県文化財団は、県から年間9億円前後の委託業務費をうけている。このうちの八割は


施設の保守点検や人件費などの管理費、二割が自主事業関連費用に充てられる。


実際のところ浜松から静岡まで出かけていくことはなかなかできないでしょう。


一昨年浜松のアクトシティで行った「かぐや幻想」をグランシップで上演したいと申し出ても


集客の関係でなかなか自主事業として認められることは難しい。


もう少し、県全体のバランスを考えた事業方針であってほしいと願います。せっかくいい



舞台があるのだから。  


Posted by zento at 20:40Comments(0)■日々好日

花は無心にして蝶を招き

2013年03月30日




「花無心招蝶」この墨蹟は、元花園大学学長で京都竜安寺の塔頭寺院「大珠院」住職、盛永宗興


老師の書です。





花は無心にして蝶を招き、蝶は無心にして花を尋ねる  良寛さんの詩の一節です。


花も蝶もべつに招きたいとも、尋ねたいとも思ってもみないのに、しらぬ間に出会いめぐりあって


いるのです。お互い無心のままに出会い、花と蝶は無言で語り合っていることでしょう。何を語らって


いるのかはわかりませんが。


無心とは、心のないことでもなく、無邪気でもありません。物をねだることでもなければ、妄念を去る


ことでもありません。ただ自然のまま、ありのままに、そこに仏教で言う法(真理)が示されていると


いうことです。  


Posted by zento at 20:43Comments(0)墨蹟のおはなし■日々好日

春の花便り

2013年03月29日



3月の暖かい気候に誘われて春の花が咲き乱れています。この白い花は高さ20センチぐらいの


可憐な花です。名前はわかりません。




この黄色い花も背丈はあまり高くありません。たぶんハナミズキではないでしょうか。




白いラッパ水仙もいっせいに咲き出しました。


春はいろんな花が咲いて楽しいですね。  


Posted by zento at 21:13Comments(0)■日々好日

正覚坊の看板が立ちました

2013年03月28日




東区の歴史街道文化振興事業の一環として、街道案内看板を立てるということで、蔵泉院の


正覚坊大権現のいわれを書いた看板が市によって立てられました。思ったほど大きくはありま


せんが、簡潔に書かれています。またお寺に来たときは見て下さい。

  


Posted by zento at 21:10Comments(0)■日々好日

清水次郎長のしかり方

2013年03月27日

幕末から明治にかけて、街道一の親分と言われた侠客に清水次郎長がいます。


この次郎長さんのしかり方でこんなエピソードがあります。



榎本武揚が海軍大臣の在職中、ある日次郎長を訪ねて、「お宅の何百人という



子分たちを見ていると、誰もが実に、すなおに動いているが、その統率のコツを


おしえてもらえないか」との問いに、次郎長さんは「無学の私に、別にコツなどご


ざいません。子分たちのほとんどは、ぐれて博徒になったような奴ばかりでろくな


者はいませんが、私の命令には、皆気持ちよく従ってくれます。コツといえるかど


うか、強いていえば、どんなにできの悪い三下奴でも、私はしかるときには、人の


面前では(見せしめのために)叱るようなことは、決していたしません。誰もみてい


ないところでなら、なぐることもいたしますが」と答えたそうです。


「なるほど、それだ。子分に恥をかかせまいとする、実に見上げた指導法だ。私も


必ずそのまねをさせてもらおう」と、さすがの榎本武揚も、痛く感服讃歎したといいます。


人心掌握術、私たちも見習おうではありませんか。  
タグ :清水次郎長


Posted by zento at 21:48Comments(0)■日々好日

寒風も温める優しい言葉

2013年03月26日

学校の体罰問題が昨今話題になっています。相手に対するしかり方や言葉は


よく注意しないといけません。


だいぶ前ですが朝日新聞にこんな話がのっていました。


寒風も温めるやさしい言葉


高松市に住む仲田由起子さんは、会社の忘年会に20分も遅れてしまった。


案の定、社長の挨拶が始まっていた。バツの悪い思いで、こそこそと下座に


坐った。宴も半ば座がにぎわってきた頃「仲田君、ちょっと来なさい」と社長が


私を呼びつけた。ハッと恐れをなして近寄ると「遅刻するとは何事ぞ」と、大き


なかみなり。すっかり恐縮して、消え入りそうな気持ちになったが、その後


「あなたがいなくて、とっても寂しかったぞ」と付け加えられた。


8時すぎ、宴もお開きになり寒風吹きすさぶ外に出たが、風が実にさわやかだった。


こんなにすばらしい言葉があっただろうか。「あなたがいなくて、とても寂しかった」


魔法の言葉だ。今日から主人に、子どもに、姑に、同僚に心を込めてこの言葉を


言い続けよう。
  


Posted by zento at 21:08Comments(0)■日々好日

高崎ダルマで家内安全

2013年03月25日

お彼岸が終わると今度は4月29日のこくうぞうまつりの準備です。お世話人さんが


集めてくれたダルマ祈祷の申し込みを整理して、高崎のダルマ屋さんに注文をしな


ければなりません。ダルマの正面に申し込みされた人の名前や会社名が入るので


字を間違えて送ると後で取り返しのつかないことになります。毎年のことでと油断する


といけません。


群馬県高崎のダルマは全国的に最も有名なダルマです。江戸時代、高崎市の黄檗宗


の達磨寺住職が、冬の農閑期に農家にダルマの作り方を教えたのが始まりといわれて


います。私は、縁あって40代の頃高崎の達磨寺さんへ行ったことがあります。住職さん


と仲良くなって訪ねたのですが、達磨寺にはダルマ堂がありまして、全国のダルマが


飾ってありました。その入り口に大きな高崎ダルマが二つありまして、一つは福田赳夫


もうひとつは中曽根康弘とダルマに大きく書いてありました。群馬が産んだ昭和の宰相


二人のダルマでした。


蔵泉院のこくうぞうまつりでは、高崎ダルマに希望の名前をいれてご祈祷します。


まだ注文は間に合いますのでよかったらお申し込み下さい。


祈祷料込みで3千円(大きさは18センチ)からです。  
タグ :高崎ダルマ


Posted by zento at 21:52Comments(0)■日々好日

教員の異動

2013年03月24日

中学校の職員の異動が発表になりました。中郡中学校の校長先生も交代します。


新しい校長先生は尾上友宏先生です。たまたまですが、尾上先生は西ヶ崎町の


出身で、蔵泉院の檀家です。地元に帰ってきたんだなと思いました。定年間際になると


地元に近い学校に赴任することがよくあります。中郡中学校は、とてもいい学校ですか


ら、さらに飛躍するよう尾上先生にがんばってもらいたいです。


中郡小学校の教頭先生が異動になり、新しい教頭先生がみえます。


民生委員を長くやっていると先生の異動も気になります。  


Posted by zento at 21:07Comments(0)■日々好日

選抜高校野球大会が始まりました

2013年03月23日

春の選抜高校野球が始まり、静岡県代表の常葉菊川高校は見事


初戦に勝利しました。相手の春江工業高校は甲子園に初めて出場


するということで、常葉菊川高校に一日の長があったということでしょう。


東海トラベルの小幡さんから聞いた話ですが、今回北海道から出場する


北照高校は、甲子園に出場する直前の練習をこの浜松に来て練習して


いたんだそうです。北海道は雪が多いので3月にグラウンドで思うような


練習ができません。そこで温暖の地遠州で合宿して甲子園に臨むのだ


そうです。過去にも有名な東北や北海道の高校が、合宿しているんだ


そうです。そんな話を聞くと、浜松の高校生野球部の皆さんもっとがんば


らなくっちゃ。  


Posted by zento at 22:05Comments(0)■日々好日

次回のお寺でヨガ

2013年03月23日

次回のお寺でヨガは、3月27日(水)午後7時30分からです。


寒さも彼岸までで暖かくなり、ヨガにはいい季節になりました。


初めての方どうぞお出かけ下さい。参加費は千円です。
  


Posted by zento at 21:52Comments(0)お寺deヨガ

春の花

2013年03月22日




今年は春が一度にきた感じで、花もいっせいに咲き出しました。ボケの花ですがかれんです。





ラッパ水仙は、いつも彼岸の中日に満開になりますが、今年はすこし遅れています。






春一番に咲き出すサンシュの花です。黄色い花がとてもきれいです。


  


Posted by zento at 21:55Comments(0)■日々好日

感謝の心を身をもってあらわしましょう

2013年03月21日

春のお彼岸に先祖のお墓参りにいかれましたか。先祖に感謝するということを


身を以て体験することは、次につながってまいります。子どもや孫にぜひ伝えて


いただきたいと思います。


今日も彼岸経で檀家をまわっていたのですが、その中の1軒で奥さんが「今


最高に幸せ」というんです。若い時に旦那さんの父親との仲がうまくいかな


かったこと、旦那さんの両親と一緒に暮らさなければならなかったこと、つらい


ことがたくさんありましたが、今一人息子のお嫁さんと仲良く暮らすことができ


お嫁さんも自分のことを気に入ってくれていて、何でも相談できる仲でいられる


と。息子のところに嫁にきてくれたことに感謝している。お嫁さんも両親に対して


感謝している、そのほほえましい姿がよくわかります。


いろいろ言いたいこともあるでしょうが、相手のことを思いやる気持ちが奥さん


にあったんですね。  


Posted by zento at 21:08Comments(0)■日々好日

井川小学校の卒業式

2013年03月20日

テレビのニュースですが、静岡市立井川小学校と井川中学校の卒業式を


映していました。井川小学校では卒業生が男の子1人、井川中学校では


卒業生が女の子2人でした。どちらの卒業式でも卒業生の言葉は、両親


に対する「ありがとう」の言葉でした。人数が少なくてもとても感動的でした。


それは、小学6年生にしても中学3年生にしても、どちらもほんとうに心から


出る親への感謝の言葉だからでしょう。市内には荒れてる学校もあると


いいます。先生や父兄が卒業式の終了を無事に終えるかどうかびくびく


しているのと大違いです。  


Posted by zento at 20:17Comments(0)■日々好日

中郡中学校の卒業式がありました。

2013年03月19日

今日中郡中学校の卒業式がありました。その席上卒業生代表の答辞を


蔵泉院檀家の孫の北嶋なるみさんが読みました。三年間の出来事を簡潔に


述べた後校長先生はじめ各先生に御礼の言葉を述べ、最後に両親にありがとう


と感謝の言葉を述べました。保護者の方は目頭が熱くなったのではないでしょうか。


閉式の言葉のあと、卒業生全員が壇上にのぼり、卒業式記念合唱がありました。


各クラスの先生に生徒が自分の言葉で感謝の言葉をいいました。中にはいっぱい


面倒をかけてすみませんでした、という生徒もいてほほえましかったです。


子どもたちは中学三年間でこんなにも成長します。先生や両親に大きな声で感謝


の言葉を伝えられるのです。親も3年間の苦労のしがいがあるってもんです。


この気持ちを大人になっても持ち続けてほしいと思います。高校、大学、社会人と


なると感謝の気持ちが薄れてしまいます。自分の力で大きくなったのではなく、両親


をはじめ先生やまわりの人たちの支えがあって大きくなるのです。
  


Posted by zento at 21:39Comments(0)■日々好日

中郡小学校卒業式

2013年03月18日



今日は中郡小学校の卒業式に出席しました。心配したお天気もなんとかもちました。


104名の卒業生が堂々と「春風の中で」を合唱し参列の父兄や来賓の人たちに感銘を与えました。


しかし、残念なことに式の途中で気持ち悪くなる生徒が6人も出て、先生方はその気持ち悪くなった


生徒の対応に大変でした。


過去20年卒業式に出ているのですが、こんなに多くの生徒が気持ち悪くなったのは初めてです。


式の始まる前に教頭先生が、6年2組の生徒がインフルエンザで6人欠席し、出席できなくなった


と話していました。ひょっとすると気持ち悪くなった生徒もインフルエンザにかかっていたのかもし


れません。晴れの卒業式です。親も子どもも大切な思い出の1ページです。式の最後には6人の


生徒も元気に席にもどり、無事卒業式が終了しました。
  


Posted by zento at 19:51Comments(0)■日々好日

今日は彼岸の入り

2013年03月17日

今日は彼岸の入りです。日曜日で天気も良くお墓参りには最高の日でした。


蔵泉院も延べ人数で200人以上の人がお参りされました。午前10時頃から


11時30分頃お参りが集中し、駐車場が満杯状態で、入ってくる車と出て行く


車が混み合って不便をさせてしまいました。どうすればいいか思案中です。



お彼岸は先祖のお墓に新しいお花とお線香をあげ、今日までの家庭の安穏


を感謝し、これからもまた見守っていただくようお願いします。また、家族の


近況報告など子どものことや、孫の成長を報告したいものです。今私たちが、


元気で働けたり、勉強できるのは、ご先祖のおかげであります。このことを


忘れないよう家族みんなでお参りしたいものです。  
タグ :彼岸の入り


Posted by zento at 21:03Comments(0)■日々好日

富士山と桜を楽しむ春の旅

2013年03月16日

今年の春の旅は、4月11日〔木)に富士五湖の河口湖のさくらと


富士山を見ながらのウオーキングを楽しみます。昼食後は富士山の



絶景ポイントによりながら、身延山久遠寺へお参りします。



身延山久遠寺は日蓮宗の大本山です。ガイドさんの説明を聞きながら


お参りです。


という予定ですが、今年は桜の開花が例年より早いという状況です。


うまく桜の満開に出会えるかどうかがちょっと心配です。


  


Posted by zento at 20:51Comments(0)春の旅・秋の旅

本山の釈迦三尊像の修復なる

2013年03月15日



奥山方広寺の本尊様である釈迦三尊像が修復が終わり、2年ぶりに帰ってきました。


5年前本山の本堂屋根替え工事のため、本堂から一時別棟に移させていただき、県の文化財の


関係課に調査を依頼し修復について相談しましたところ、京都の美術院を紹介してくださいました。


美術院は、国宝や重要文化財の修復を専門に行っているところで、安心してお任せできるところです。


県の予算の関係上おととしの4月に美術院へ運び修復が始まりました。室町時代の代表作といって


も過言ではない釈迦三尊像ですが、蓮華座の花弁が落ちていたり、光背に亀裂が入っていたりあち


こちいたんでいました。




獅子に乗っている仏様は文殊菩薩です。この獅子の色も前とはすっかり変わっていて茶色になって


帰ってきました。美術院の方の話では、元はこの色であったといいます。




向かって左には象に乗っている仏様、普賢菩薩です。この象の色は前と変わっておりません。


江戸時代に作られたそうです。元は獅子と同じように茶色ではなかったかと想像されます。



今回こうして修復できたのも本堂屋根替えができたこそです。改めて屋根替え工事のありがたさ


を感じた一日でした。  


Posted by zento at 21:32Comments(1)■日々好日

蔵泉院の椿です

2013年03月14日




蔵泉院の椿です。赤ちゃん気候に誘われて一斉に咲きだしました。








椿は種類が多いですね。








  


Posted by zento at 21:36Comments(0)

渡部清花さんバングラデシュへはばたく

2013年03月13日

蔵泉院のホームページの仏前結婚式の花嫁役をしてくれた渡部清花(わたなべさやか)さんが


ボランティアでバングラデシュへ赴任します。渡部さんは静岡文化芸術大学の3年生です。


大学を1年休学してバングラデシュの少数民族の子どもに、教育の機会を与えたい、そんな


思いで日本語教師のボランティアとして赴任されます。赴任先のチッタゴンは、首都のダッカ


から250キロ南東の山岳地です。昨年下見に出かけたところ、現地の人たちは優しくとても


明るかった。野生のヤギやニワトリが歩き回る道ばたのあちこちで、井戸端会議をしていて


主食のカレーやお茶に誘ってくれたそうです。


渡部さんは、7歳の時家族で首都のダッカに行ったことがありました。そのとき同じ年の子ども


たちが、裸足で水を売っていました。きれいな服の自分が恥ずかしかったそうです。当時の


印象が、貧しい国のために何か役立ちたいという思いの始まりでもありました。


子どもたちの笑顔が見られるプロジェクトにしたい、日本の皆さんも応援していただけたら


ありがたい、とおっしゃっています。



サポーター募集   ちぇれめいえ(現地語で子どものこと)プロジェクト基金


ホームページ  https://readyfor.jp/projects/cheremeie で検索してください。


皆さんの暖かい心を届けましょう。
  


Posted by zento at 21:46Comments(0)■日々好日