清水次郎長のしかり方
2013年03月27日
幕末から明治にかけて、街道一の親分と言われた侠客に清水次郎長がいます。
この次郎長さんのしかり方でこんなエピソードがあります。
榎本武揚が海軍大臣の在職中、ある日次郎長を訪ねて、「お宅の何百人という
子分たちを見ていると、誰もが実に、すなおに動いているが、その統率のコツを
おしえてもらえないか」との問いに、次郎長さんは「無学の私に、別にコツなどご
ざいません。子分たちのほとんどは、ぐれて博徒になったような奴ばかりでろくな
者はいませんが、私の命令には、皆気持ちよく従ってくれます。コツといえるかど
うか、強いていえば、どんなにできの悪い三下奴でも、私はしかるときには、人の
面前では(見せしめのために)叱るようなことは、決していたしません。誰もみてい
ないところでなら、なぐることもいたしますが」と答えたそうです。
「なるほど、それだ。子分に恥をかかせまいとする、実に見上げた指導法だ。私も
必ずそのまねをさせてもらおう」と、さすがの榎本武揚も、痛く感服讃歎したといいます。
人心掌握術、私たちも見習おうではありませんか。
この次郎長さんのしかり方でこんなエピソードがあります。
榎本武揚が海軍大臣の在職中、ある日次郎長を訪ねて、「お宅の何百人という
子分たちを見ていると、誰もが実に、すなおに動いているが、その統率のコツを
おしえてもらえないか」との問いに、次郎長さんは「無学の私に、別にコツなどご
ざいません。子分たちのほとんどは、ぐれて博徒になったような奴ばかりでろくな
者はいませんが、私の命令には、皆気持ちよく従ってくれます。コツといえるかど
うか、強いていえば、どんなにできの悪い三下奴でも、私はしかるときには、人の
面前では(見せしめのために)叱るようなことは、決していたしません。誰もみてい
ないところでなら、なぐることもいたしますが」と答えたそうです。
「なるほど、それだ。子分に恥をかかせまいとする、実に見上げた指導法だ。私も
必ずそのまねをさせてもらおう」と、さすがの榎本武揚も、痛く感服讃歎したといいます。
人心掌握術、私たちも見習おうではありませんか。
Posted by zento at 21:48│Comments(0)
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