なんとか1年続きました

2012年12月31日

いよいよ今年も終わりを迎えました。今年を振り返ってみてどうでしたか?


いいことも悪いこともいろいろあったと思います。


まず、ブログを1年なんとか続けることができたことはよかったかと思います。


勝手なことばかり書いてすみません。苦労しながらも続けることができました。


日本の経済の停滞は、いろんなところに影響が出ています。年末選挙も自民


党の圧勝で終わりましたが、これも民主党のだらしなさが有権者にノウをつき


つけられた格好です。安倍新政権は、二回目と言うこともあり、慎重に日本の


舵取りをしてもらいたいです。


蔵泉院も今年1年無事に過ごすことができました。無事に過ごせればなにより


です。


皆さんどうぞ良いお年をお迎え下さい。ありがとうございました。  


Posted by zento at 16:35Comments(0)■日々好日

昔の自分です

2012年12月30日

昨日息子が東京から帰ってきました。大学2年生です。大学2年の息子を


見ていると、どうしても自分の大学時代のことを思い出してしまいます。


暮れから正月にかけてお寺は、掃除で忙しいです。自分としては、父親の


言うとおりに手伝っていたと思っているんですが、きっと父親からみれば


ものたりないことだったと思います。


大晦日は除夜の鐘の準備をして、午後11時から世話人の方とつき始めます。


12時30分頃終わって、後片付けをして1時頃になります。4時間後の午前5時


に大鐘を撞きます。寝過ごすことのないよう起きていました。5時に大鐘をついて


いると本堂の電気がついて、父親がお経をはじめます。朝お雑煮を一緒に食べて


ごろんと休むのが、大学時代の正月元日かな。


2日には檀家の年始回りに父親と一緒に朝から自転車でまわります。午前中は


檀家への年始回りの手伝いでした。


のんびりした正月は、蔵泉院にはありませんでした。  


Posted by zento at 19:37Comments(0)■日々好日

除夜って何

2012年12月29日

12月31日の真夜中に撞く鐘を除夜の鐘といいますが、除夜とはどんな意味が


あるでしょうか。


除夜とは、一年を除く夜ということで、人々が暮れゆく年を惜しみながら、夜を


守り、一夜を送るということであります。この除夜は、12月31日の大晦日の夜


のことで、「除夕」とか「年越し」などともよばれています。 


一年の最後の夜なので、さまざまな意味をこめ、旧年を送り、新年を迎えようと


いう心の表れであります。


この夜、「年を守る」といって眠らない風習のあるところもあり、早く寝ると年を


とるともいわれています。


特に商家では、一年の総決算として夜を徹して集金にかけまわり、医者は屠蘇


を配り、家々では部屋を掃除して入り口を飾り、元旦のおせちを用意します。


また、「年越しそば」としてこの夜、そばを食べる風習があり、これはそばのように


細く長く生きることを願ったといわれています。


また、ある地方では、社寺にお籠もりをすれば、翌年中の諸難をのぞくことができる


というので参籠して年を越す風習もあります。


寺院では、この夜12時頃から元旦にかけて、百八の「除夜の鐘」を撞きます。百八


の鐘は、人間の心にある百八の煩悩の迷いを醒まし、一切の衆生に温かい仏心を


呼び起こすものとされています。  


Posted by zento at 20:33Comments(0)■日々好日

除夜の鐘を撞いてください

2012年12月28日

いよいよ明日から正月休みの人が多いのではないでしょうか。お寺もぼちぼちと


お墓をきれいに掃除をしたり、本堂にお供えを持ってきたり、にぎやかくなります。


掃除をしていてもお客さんがみえれば、お茶を出して接待です。忙しい中をやりくり


しながら掃除です。正月用に花を替えたり、いろいろ忙しいですよ。


それから、除夜の鐘は31日の午後11時30分からつき始めます。だれでも来た人は


撞くことができますから、ぜひ今年1年の煩悩を吹き飛ばしてください。駐車場では、


たき火をして、寒くないようにお待ちしています。  
タグ :除夜の鐘


Posted by zento at 19:55Comments(0)■日々好日

わびすけが咲いています

2012年12月27日


こんなに寒し年の瀬も珍しいのではないかな。背中がぞくぞくするような


寒さです。先日連休明けに岡井内科にいきましたら、座る席がいっぱいで


立って待っている人もいてすごい混雑だなと思いました。


岡井先生によりますと、今年の風邪はインフルエンザ系と胃腸にくる風邪


の2種類だそうです。気をつけましょう、うがいと手洗いを。




池が全面的に凍り付くような寒さでもツバキは花を咲かせます。寒いなかにあってきれいな


花を咲かせるツバキを見習いましょう。寒さなんか飛んでけと。

  


Posted by zento at 18:29Comments(0)■日々好日

手作りの正月飾り

2012年12月26日




今日、岡井内科の奥様が「正月飾りを作ったので玄関に飾って下さい」と正月飾りを持ってきて


くれました。この正月飾りは、岡井内科併設のデイサービス施設「グリーンサンガ」で24日に


利用者のお年寄りが作ったものです。でも稲わらをしっかりと円形に編み込んで、ウラジロ、


橙、幣(しで)を結びつけた本格的なものです。グリンサンガでは、毎年利用者のお年寄りが


材料を持ち寄って年末になると、一緒に作るんだそうです。「教える人も大変でしょう」と奥


さんに言ったら、「お年寄りの方がじょうずにみんなに教えるから大丈夫ですよ」とおっっしゃ


っていました。それにしても見事な正月飾りです。早速玄関に飾らせていただきます。

  


Posted by zento at 17:49Comments(0)■日々好日

成人式実行委員会でした

2012年12月25日

今日は積志公民館において成人式の実行委員会がありましたが、葬式のため


欠席しました。積志地区の成人式は、毎年席公民館併設の体育館で、積志中


卒業生と中郡中卒業生と一緒に行われます。昨年実行委員として参加しました


が、皆さん静かに整然と式典がすすみ、成人代表の挨拶もしっかりと述べられ


ていました。全国には、成人式当日会場にお酒を持ってきたり、暴れたりした


光景がニュースで流れますが、積志の場合は落ち着いていたので安心しました。


成人式も形式的なものといえばそうですが、やはり大人への第一歩ですから


けじめとして行われた方がいいと思います。式典のあとは同窓会になりますので


それはそれでみんな楽しんでいるようです。


私の成人式は昭和46年です。浜松市体育館で浜松市全体の20歳が対象です。


1月15日は、東京の大学に行っていましたので帰省できませんでした。


今は昔と違って全体に豊かになり、東京もそれほど遠く感じませんね。  
タグ :成人式


Posted by zento at 20:19Comments(0)■日々好日

いよいよ大掃除です

2012年12月24日

年の瀬というのは何となくせかせかしてきます。お正月を迎えるために


大掃除をしなければと考えると頭が痛くなる人も大勢いるのではないかな。


計画的に今日はこことここ、明日はこことここ、と紙に書いていますが、


突発的にお葬式が入ってきて、計画もまたずれこんでしまいます。


お掃除も時代が変わって便利な掃除道具がどんどん売り出されています。


うちの奥さんも電気式の窓ガラス洗いを買ってきて効率よくガラスを掃除し


ています。お寺は窓ガラスが大変多いのです。ぞうきんでガラスふきをして


いては何日もかかってしまいます。便利な道具を見つけることも掃除が楽


しくなる秘訣でしょうか。  


Posted by zento at 20:04Comments(0)■日々好日

風邪気味かな

2012年12月23日

人のことばかりいっていたら今日はのどが痛くなり、風邪気味になっています。


明日は予定がほとんどないのですが、明後日にはお葬式がありますので体調を


調えておかなければいけません。お葬式は突然やってきます。


人ごとではありません。誰の身にも絶対大丈夫はありませんから。


無常観ということがいわれます。無常とは常ならず、ということで時々刻々変化


しています。だんだん体は衰えていくわけですから、今日のことをしっかりやる


ことが大事です。明日にのばさず、面倒でも今日のことはすます習慣を作って


おくことです。


今年もあと少し、来年にのばさず今年できることはすませましょう。


  


Posted by zento at 20:47Comments(0)■日々好日

縁作りが大事ですね

2012年12月22日

昨日のBSテレビで評論家田原総一朗さんのトークを聞いていると


田原さんの仕事は人に会うことだといっております。人とあって話を


することが、そのまま仕事になる、本になる。人に会って話をすると


その人の得意分野の話を聞く、苦労話を聞く、政治の話、経済の話


相手にあわせたり、反論したり、納得したり、常に頭をフル稼働して


話をしていることでしょう。


人と会うというのは、縁を自分で作っていることになる。一つの縁が


次の縁を招くように、ちょうど池に石を放り投げるとその石の落ちた


ところから波紋がおきるように、縁も次から次へと移っていくのでは


ないでしょうか。


縁が広がっていくところに人生の味わいも出てきます。おっくうがらず


に、いろんな人と出会っていきたいと思います。  


Posted by zento at 20:41Comments(0)■日々好日

ホームページのリニューアル

2012年12月21日

今日このホームページの作成会社のはまぞうの方々がみえて


ホームページのリニューアルに関して話し合いがありました。


1年ホームページを使ってみての反省をしてみましょうという


ことで、どんな不便を感じたかとか、こんなふうにしたいかなど


希望を聞いていただきました。次回ホームページに関するデータ


を調べた結果と、これからの提案を考えてくるということでした。


若い人の感性や考えでで、お寺のことや仏教についてどんな


関心を持っているかなど、若い人にうけいれられるようなホーム


ページになればと思います。もちろんブログについてもわからない


ことだらけですので、これから教えていただいて見やすいブログ


になればいいですね。  


Posted by zento at 22:05Comments(0)■日々好日

寒さ対策をしてますか

2012年12月20日

寒さが厳しくなって参りました。世の中ノロウィルスが流行している


ようで気になります。


昨日ヨガの鈴木先生が、夜寝るとき靴下をはいて寝る人いますか、


と聞きますと、5人ほど靴下をはいて寝ますと答えました。


寝るとき足が冷たいと眠れませんが、足マッサージをすると血行が


よくなって、靴下をはかなくても眠れるようになります、とおっしゃって


ました。私は、靴下をはいて寝たことはまずありませんが、冷え性の


人は、足マッサージが効果的です。


また、風邪対策としては腸の働きをよくすることが大事だと思います。


腸を活性化することは、最近新聞等でよく目にします。体の健康は


腸のはたらきが一番大事ではないでしょうか。寒い冬、運動不足に


なりがちです。野菜や食物繊維をたくさん摂取して便秘にならない


ようにしましょう。  


Posted by zento at 19:26Comments(0)■日々好日

正覚NO.118

2012年12月19日

「これ人に会うなり」 
 今年もあと残りわずかになりました。一年は早いなと感じるのは私だけではないでしょう。
 今年一年何をやったかなと振り返って見ましょう。これとこれとと、思い出せる人はたいしたもんです。ひとつも思い出せない人は、ちょっと心配です。お医者さんに相談した方がいいかもしれません。
 さて、今年はいろんな人と出会いました。一月に出会った、高塚人志先生は印象深い人です。この高塚先生との出会いは、「ふわっと」というボランティアグループの代表の榊原真理さんの紹介です。
 高塚先生は、鳥取大学医学部准教授をされています。鳥取大学の医学部の学生にコミュニケーションについての授業を受け持っています。なぜ、医学部にコミュニケーションが必要かといいますと、お医者さんが、患者さんに対して向き合うにもコミュニケーションが必要ですが、それよりも手術の必要な患者さんには、お医者さんだけではなく、看護師さん、理学療法士さんなど多くの人がチームとなって手術や手術後のことにあたっていくわけです。ですから、チーム内のコミュニケーションがうまくいかないと困るわけです。お互いの立場を理解して、患者さんに向き合っていく。お医者さんが看護師さんの気持ちをわかっていく、逆に看護師さんもお医者さんの気持ちをわかっていく、そういう意思疎通ができるように、授業では、医学部の学生も看護学科の学生も同じ一人間として、コミュニケーションの授業を学んでいます。
 先生の授業のねらいは、「思いやりの心を実践する」ことです。マニュアル化されたサービスがあふれている現代、行き着く先はロボットが待っている、人間がロボットと向き合う時代が来ている。だからこそ相手の立場に立って、相手が心地よさを感じるようなもてなしや、心遣いの意識をもって接するホスピタリティーが今求められている。このホスピタリティーの実践は、本当に大事です。家庭の中で夫婦、親子の間で実践する、学校で先生同士で実践する、先生と生徒の間で実践する、職場で上司と部下の間で実践していくことが大事だと、先生の授業を受けて気づかせていただきました。
  


Posted by zento at 22:01Comments(0)寺報『正覚』

年賀状を書いています

2012年12月18日

今年もあと2週間です。年賀状を一枚一枚手書きで書いています。今までは


パソコンに頼ったり、コピー機に頼ったりしていたんですが、今年は11月から


準備をしまして、宛名をぼつぼつ書いていました。そうしたら年賀欠礼の葉書


が届きまして、宛名を書いた年賀状を出すわけにいきませんので、ボツにしま


した。ボツになった年賀状が7枚ありました。


年に1回の便りです。宛名の方のことを思い浮かべながらどんなことを書こう


か、考えながら書いていますと、あっという間に1時間が過ぎていきます。


こったことをしているわけではないのですが、年賀状をゆっくりかけるというのは、


幸せなことだなと感じています。  


Posted by zento at 21:09Comments(0)■日々好日

次回のお寺でヨガ

2012年12月17日

今週19日〔水)午後7時30分からお寺でヨガです。暖かい服装でお出かけ下さい。  


Posted by zento at 20:47Comments(0)お寺deヨガ

クリスマスコンサートin聖隷三方原病院

2012年12月17日



今日聖隷三方原病院へ行ったら、浜松学芸高校芸術科の高校生によるクリスマスコンサート


が行われていました。患者さんたちとその家族の皆さん、それと私のようなお見舞いの人など


がお客さんでした。




サンタさんの帽子がかわいいですね。一生懸命演奏していました。みんな拍手、拍手でした。

引率の山崎先生ご苦労様でした。  


Posted by zento at 20:45Comments(0)■日々好日

中日新聞に榊原真理さんが

2012年12月16日

今朝の中日新聞の遠州版に、「ふわっと」の榊原真理さんがのっています。


赤ちゃんとふれあう授業を小、中、高校で開催している「ふわっと」の紹介


です。旦那さんの職業である大工さんを一緒に手伝いながらボランティア


活動をされています。ボランティアは、しんどいことが多いけどやってよか


ったという達成感があります。と、おっしゃっていました。


体は小さいけれど、芯は強いがんばりやさんです。応援しています。  


Posted by zento at 22:02Comments(0)■日々好日

若く元気な五木寛之さんでした

2012年12月15日

今晩、イズモデンの貴賓館において方広寺青年会主催のふれあい法話がありました。


講師は五木寛之氏でした。五木さんは、ちょうど80歳になったといわれましたが、とて


も80歳には思えない若さがありました。


たんたんとした口調でやさしくお話しになり、内容もよくわかりました。今仏教書ブーム


と言われて、書店には仏教書がたくさん置かれていますが、「仏とは何か」「仏教とは


どんな教えか」原点に立ち返って考えて見る必要があるのではないか。固定観念に


とらわれすぎてはいないだろうか。


自分が亡くなるとき、周りの人に感謝して、安楽な死に方ができるだろうか。よくよく


自分の生き方を反省しながら生きていくことが大事であると。


今日の感想です。ミーハーになりますが、間近で五木寛之氏のお話が聞けたことは


良かったです。方広寺青年会の皆さんに感謝いたします。  
タグ :五木寛之


Posted by zento at 22:16Comments(0)■日々好日

2012年12月14日




この書は、方広寺派管長大井際断老師の書でごらんの通り、夢です。


夢を持つことは、それが非現実的であっても、人生を楽しいものにさせてくれます。理想とか希望とかは


夢でありますが、いつかは現実かすることもあり得ることです。しかし、一般に夢とは、泡のように消え


去ってしまうような、はかない、あっけない、そして無常なものです。


古人は夢について、「夢の世に  夢見る夢は夢ならで   夢見ぬ夢を  夢とこそ知れ」と詠じています。


沢庵禅師のいう夢は、そのような深い意味内容をあらわしています。


弟子たちが、死期の迫った沢庵禅師に辞世の偈を求めますと、夢の一字に、


「是もまた夢、非もまた夢、弥勒もまた夢、観音もまた夢、仏いわく、まさにかくの如きの観をなすべし。」


を添え書きして与え、まもなく遷化しました。

  


Posted by zento at 22:29Comments(0)墨蹟のおはなし■日々好日

高塚人志先生の授業参観をしました

2012年12月13日

今日は蜆塚中学校に高塚人志先生がみえて、「赤ちゃん登校日」の事前学習授業がありました。


中学2年生に高塚先生が1時間45分ぶっつづけで講義をしました。



明日の「赤ちゃん登校日」に備えて、生徒さんに基本的マナーやコミュニケーションを教えます。



まず、挨拶です。あいさつは相手の顔をみてすること、あたりまえのことですが、これができない。



次に、先生が問題をだしました。全員に一枚の紙を配って、そこに高塚先生の言うことを言うとおり


に書いていきます。先生が、「上と下に三角を三つ書いて下さい。次に大きな丸を書いて下さい。



そして、最後に一本線を書いて下さい」といって、書き終わったら、全員いすに自分の書いた絵をおいて、


みんな立ち上がって、みんなの絵と自分の書いた絵をを見比べます。


さて、これは何の授業かというと、みんなの描いた絵が、同じでないということをみるためでした。「どうして、



みんなちがうのかな」と、先生が一人の生徒に感想を聞くと「考えがみんなちがうから」と答えました。


そうです、みんな考えが違います。考え方や気持ちはみんな違うんだということを、生徒は確認します。


こうして、高塚先生の授業は、生徒の心を引きつけていきます。


自分のかんがえや気持ちを相手に伝えるにはどうすればいいか、先生は、みる、きく伝える


三つについて細かく説明していきます。


そして、自分の気持ちを言葉で伝えることの大事さを教えます。明日の赤ちゃん登校日に、初めて会う


赤ちゃんに、どう向き合うかということをやさしく、わかりやすく教えます。


最後に正座になって明日の赤ちゃんとお母さんへのあいさつの勉強です。大きな声でこんにちわ、そして


頭を下げます。声と動作が一緒では、自分の気持ちは相手につたわらない。よくいらっしゃいましたという


気持ちを込めて、相手の目を見て、こんにちわ、そして頭を深く下げます。心の中でみっつ数えて頭をあげます。


何回もくりかえし練習をして、みんな明日に備えました。  


Posted by zento at 20:35Comments(0)■日々好日