母の日に思う

2012年05月12日

明日は母の日です。昨日老健に入院している母のところに見舞いにいき、母の日のプレゼントを渡したところ


母には何の意味かわからなかったので、明後日は母の日で「その母の日のプレゼントですよ」といったら、母が


涙ぐんで「ありがとう」っていってくれました。だいぶ痴呆もみえてきた母ですが、母の日についてわかったと、


みえました。



私が子供の頃は、母の日になると、紙でつくった赤いカーネーションのリボンを胸につけて、学校に登校したように


思います。まだ、日本はそれほど豊かではなく、高度成長の始まりのころです。学校で先生が母の日だから、お母


さんに感謝しましょうということを教えてくださったと思いますが、そんな記憶は残念ながら残っていません。


私が小学生の頃、学校から帰っても母は家にいませんでした。市役所に勤めていたのです。子供心に母の思い出


が少ないのも、母が家にいなかったからでしょう。


今はデパートに行っても、スーパーにも、コンビニにも、母の日のプレゼントが山のようにあります。豊かな時代に


なりました。しかし、プレゼントに心がこもっていなければ、せっかくのプレゼントも台無しです。母に感謝すること


をどうやって行動で示すか考えましょう。




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